スポーツとの距離感
PLANETS CLUBの入会特典が送られてきてた、。
思ったより3倍分厚い。思ったより5倍の分量。。
まだほんと始めの方しか読めてない。。
でもオリンピックについての話題を読んで思ったのは、国際大会はほんとに人とスポーツの距離感が重要だということ。
この前のロシアワールドカップ。日本の予想以上の健闘で世間的には盛り上がっていたけど、
僕的にはそんなに盛り上がらなかった、正直。仮にも小学校から大学までサッカーをしていたのに。
もちろん試合は見たし、試合を見ての盛り上がりはあった。
でも自分が小学生、中学生、高校生のとき感じてたようなテレビにかじりつく感じ。家にいても、早朝で1人で見ていても日本のゴールで熱狂する感じはなかった。
あの時のイメージがあるから、
あれ?ワールドカップってこんなんだっけ。てなった。
それは自分とトッププロの距離感が大きく生まれたからだと思う。
子どものときは、自分もワールドカップまでにとは思わなくても、将来上手くなってプロにとか、成長したらこの人たちに近づくというイメージがあったと思う。
単純になんでも盛り上がる子どもだからというより、子どもだからできるイメージが、僕を代表というものに近づけてたんだと思う。
でもいまサッカーから離れて、より客観的に試合を観るようになるとそれがない。もう自分を自分として捉えてしまってるから、テレビの映像が他人事に映る。
それとは逆に高校サッカーは面白い。
試合もそうだし、敗退チームの最後のロッカールームなんかは絶対にもらい泣きしてしまう。
それはただ選手の涙に釣られているというよりも、自分が経験したという圧倒的に距離を近づけるものがあるからだと思う。
高校サッカーを経験していない人でも高校生は経験してるし、それだけ人が甲子園なんかも含め高校の部活に熱狂するのはわかる気がする。
もちろんクラブチームのユースの選手権なんかもあるけど、ここは経験したことないし。
だからこそワールドカップも、オリンピックも、在り方が問われると思う。
デジタル技術による参加型という表現も本著ではされてるけど(全然まだ読めてないのに語るのはおこがましいけれど、)、そうでもしないと想像力の乏しくなった僕たちはどんどん取り残されていく気がする。もちろんプレーに感動とかはあるけれど、国としての盛り上がりとしては。
そういう技術の活用が一般的になれば、今回のワールドカップのような、日本が勝ったからのお祭り騒ぎではなくなっていくと思う。
スポーツの祭典。
スポーツの根源は楽しむこと。
観る人も近い距離感で、始まるときからお祭りの気持ちで楽しまないと。