教師とは、点数をつける生き物
2020年、学習指導要領が改定される。
教師の友だちとしゃべっていると、小学校では英語、プログラミング、道徳が教科化されるらしい。
まあツッコミたいところもあるし、それは教員にとっても同じだろうけど、、
何より違和感を感じるのは、道徳。
教科化ということは、点数をつけるということだ。
君の道徳心は何点だよ。極論こうなる。(もちろんここまできちんと点数化はしないと思うけど。教師が一言二言評価的なコメントをつける程度かな?)
僕からすれば、
まあ学生に対してはある程度の方向づけは必要だと思う。でも教科化というのはやさしさの押し売りっていうか、強要だよなぁ。
あと平生点というのもよく分からない。授業中寝てたら点数下げるってなんなんだ。
もしそうした評価をするなら教師は宣言してほしい。
私の評価は主観的なものであって、社会の一般ではありません。学校で評価が低くても、自分の得意なことで学外に出て評価を得ることもできます。
こう言ってスタートしてくれ。
教師が自信を持って評価できるのは、点数化されるテストだけだ。(それももちろん、学内に限る)
あとはただの人間であり、人格者ではない。
というのが僕の意見。
中学生ならまだしも、高校生以上になれば教師と生徒が縦の関係になっているというのもおかしい気はする。横とはいかないまでも、斜めの関係が望ましいんじゃないかな。
AIにとって代わられて、教師がサポート役に回るというのはかなり先の話だと思う。
でもその前に、生徒との斜めの関係。自分はあくまで1人の人生の先輩。専門の教科のテストは作れる。それぐらいの意識でいいんじゃないか。
責任を負いすぎるのは、教師にとっても生徒にとっても悪循環でしかない。
威厳を保つより、どれだけ気軽に話せるかのほうが大事だと思う。